ノラ色ボレロ

猫アレルギーなのに犬猫と暮らす犬猫好きの日記

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Die Energie 5.2☆11.8


今から30年も昔、

たった14歳の私が読んだおそらく最初の原発問題を取り上げた漫画が

Die Energie 5.2☆11.8

多分この人物ほど、今の私の人間形成に最も大きな影響を与えた人物はいない

漫画家『三原順』(享年42歳)

殆どマニアにしか語り継がれない作家だが昨年の福島での原発事故後

彼女のこの作品がTwitter上で話題になった事を最近知った(遅い)


三原順氏は漫画界ではとりわけ異彩を放った人物だったが

私は彼女の常に『人間の中の矛盾との共存、そしてその難解さ』に共感させられてきた

この『Die Energie 5.2☆11.8』は今まさに原発依存社会に世の中が突入していくその過程の起きた葛藤を描いている

14歳の自分がこの難解な漫画をどう読み切ったのか・・・

若干の疑問と不安が残るがそれはそれで良しとしよう(笑)


30年も前から三原順氏は今の私たちが抱えるであろう問題を予測していたのだろうか


舞台はTMI(スリーマイルズアイランド)の原発事故から3年後、

チェルノブイリ原子力発電所事故の4年前のアメリカ


「5.2☆11.8」とは消費者が使用するエネルギー5.2に対し、送電ロスなどで失われるエネルギーが11.8という1970年におけるエネルギーフローがテーマの漫画・・・


伸びるママ

『何だか難しそう・・・』


はい、そう思ったそこのあなた!



14歳の私が読みました

しかも少女漫画『LaLa』に掲載されたものです(笑)


この時代の漫画は確かに今の漫画よりも文学性の高いものが多く

特に三原順氏の作品は恋愛の要素はおよそゼロに近い・・・


でも今改めて読み直してみて一番驚かされる事は・・・



30年経っても全く進歩していない人間社会の現実


三原順氏がこの作品を書きあげた時、彼女は弱冠30歳


そして42歳で病気で亡くなってから17年・・・


今の日本がこんな大きな災害に遭い


人為的な問題を抱え


病んだ社会になっている事を彼女はどんな風に見ているのだろう




息子とママ



余談だが彼女の漫画には必ずと言っていいほど何らかの動物が登場する

きっと私は(勝手に)三原氏は動物が好きだったのではないかと思いこんでいる(笑)


最後まで上京せず北海道に住み続けたと聞いたことがある

彼女はついに外国を舞台にした漫画ばかりを書き続けたが

故郷を愛する気持ちが強く

社会に問題を投げかける布石に身近な舞台を取り上げる事が

忍びなかったのかも知れないな・・・(と勝手に)思ってみたりした


何れにしても三原氏は彼女のなすべき事を

作品に書き上げた事によって永遠に成し遂げた事になるのだ



願わくば



30年後の未来



この漫画に描かれたエネルギーフローの問題ぐらいは解消されていて欲しい



その一歩がどんな一歩になるのかはその時にしか分からないが・・・



消費者は送られてくる電気を憎みはしないが

いかなる種類の発電所でも

それを憎む人々は必ずいる

それは食卓に並んだ料理は好んでも

屠殺場は好まない人々が多いのに

どこか似ている



三原氏のこのセリフに続けるなら


動物の命を不要だからと処分したがる人間が後を絶たないのに

殺処分場の建設に反対する人間も多いのと同じなのかと・・・・


原発を無くせないのなら

廃棄物は全国で処分するべきだ


それが嫌だと言う自治体は


今すぐ電気を止めて薪を用意しろ!





・・・と言ったら無力な愚か者の戯言にすぎず・・・(笑)






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| tsubuyaki | 16:05 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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